研究職として派遣会社に登録したいなら、自分の強みを明確にすることが大切です。この分野なら誰にも負けない、という自信がある内容を担当者に伝えなければなりません。ただしその内容に裏付けがなければ説得力が足りないので注意しましょう。ポイントになるのは研究の実績をしっかり示せることです。
自分が携わってきたプロジェクトなどを思い出し、時系列に沿って紹介できるようになっておく必要があります。また、研究職を派遣会社が評価するときに、取得した特許の数を参考にすることも多いです。やはり知的財産の獲得は、この職業における最重要課題となっているからです。この実情を知っておいたほうが有利になります。
よって、そこに申請した分をリストアップして、それがどのような成果に結びついたのか説明できることが望ましいです。多数の特許を取得している人材は、さまざまな企業から求められる可能性が高く、派遣元は大きな戦力と考えてくれます。もちろん資格も重要ですが、そちらばかり意識していると後れを取りかねません。研究職になりたい人が派遣会社に登録するパターンもあるでしょう。
これまで他の分野に携わっていた人が、第2の人生を歩むためにそうすることも珍しくありません。この場合は経験不足を指摘されるリスクがあるため、前もって弱点をカバーするような取り組みが不可欠です。さまざまな企業の採用情報などをこまめにチェックして、どのようなスキルが求められているのか把握しておきましょう。
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